2012年12月24日月曜日

シカゴの学び舎---科学産業博物館

世界のクリスマスツリーとヒヨコと潜水艦を見に、シカゴ科学産業博物館へ行ってきました。

まずは、潜水艦でしょう!ということで、第二次世界大戦中にアメリカ軍が捕獲したドイツの潜水艦U-505を見に行きます。

U-505
中に入れるツアーがあったので参加してみることに。

説明してくれるお姉さんは、まるで一人劇場を演じているかのように
感情豊かに潜水艦の内情を説明してくれます。
前にいる子供達は、お姉さんの気迫に
本気で怖がっていたけれど(笑)。
エンジンルーム
万一浸水したときは、この扉から先に避難するのだそうです。
乗り遅れたくないねー。
それにしても、狭すぎる艦内にびっくりでした。私の想像ですが、きっと乗組員には体格の制限があって入隊できたのだと思います。小柄な日本人の体格だったら問題なく合格できるだろうけど、こりゃ頼まれても願い下げですね。
だってほら、誰一人笑顔がありません。
潜水艦なんて、博物館の地下に沈んでいるくらいが丁度良いね。戦争はいけません。

さて、気を取り直してツリーを探しに館内を歩きます。

はいありましたー。
これはメインのクリスマスツリー
(スヌーピーバージョン)
クリスマスツリー(ジャパンバージョン)
だるまのオーナメント!
トップには紅白の折り紙の鶴が乗っています。
日本のクリスマスツリーのオーナメントは全体的に折り紙が使用されていました。私は、てっきり日本のツリーには、コケシや赤べこ、招き猫など日本の郷土玩具が並び、そしてトップには富士山のオブジェがど~んと乗っているイメージだったのだけど、実物はもうちょっと小粋で可愛らしいデザインでした。アメリカ人は折り紙好きだもんねー。個人的には、だるまがGOODでした。

さて、本日一番のお楽しみ。ひよこの孵化が見れるブース。

卵の表面には本日の日付が鉛筆で書かれている。
子供らの真剣な眼差しが、卵の小さな割れ目に注がれる。
私も負けじと「今すぐ出て来いー。」と邪念をおくるが、効果なし。
ひよこにはひよこのペースがあるのだ。
生まれたてのひよこ
まだ上手く歩けないし、時々ぐったりする。
親鳥がいない状況がどこか不安そうで心が痛いです。
隣の部屋には、産毛がふっさふさのひよこ達がいます。
ひよこのおしりの形って、どうしようもなくかわいい。
はて?今後の彼らの運命はいかに?

他にも見所が満載です。人工竜巻や人工雷などなど...。思いのほか色んなものが満載に詰ったシカゴ科学産業博物館は一度行ってみると良いかもしれない。最初に思っていたイメージと、実際見た後の心境はまるで違うものとなるでしょう。



Merry Christmas!
良いクリスマスをお過ごしください。