2011年12月31日土曜日

ラスベガス・グランドサークルの旅(Lower Antelope Canyon )

2日目。最初の行き先は、Antelope Canyon。
今回の旅で、一番行きたかった場所です。

Antelope Canyonには、UpperとLowerがあります。
Lowerのほうが階段を登ったり下りたりと、道のりが激しいらしいので、まずは、冒険心のそそる Lower Antelope Canyonから見ることにしました。


Lower Antelope Canyonの受付がある小屋。
3本の煙突と小屋以外、周りにはな~んもないよ。

受付の小屋の中には、ナバホ?と思われるお兄さんが一人いました。
それと、外のベンチにたたずむ謎の男が一人だけ。

車は何台か停まっているものの、小屋の周りに見えるのは、赤土の荒野と、白煙を遠慮なしに出しまくる3本の煙突以外、何も見えません。ちなみに、煙突は火力発電所です。

小屋でお金を払って、少し待っている間、お腹が空いたので、シカゴから持ってきた非常食用のスコーンを食べながら、砂漠の砂をいじって時間つぶし。

「じゃ、行くヨ。」ってな感じで、ベンチに座っていた謎の男が、私たちを先導してくれました。この人がツアーガイドさんだったのね。

入り口。
看板なんてありません。

この割れ目に潜り込んで行くのだ。


中に入ると、複雑に折れ曲がった細い道が続いています。
オレンジ色の壁が、上から差し込む光によって、青、赤、紫にも見えます。




この不思議な岩の形は、水と風が作ったものだそうです。雨期には、ここは川となり、鉄砲水も来るので危険な場所となります。実際に、以前、11人の観光客が鉄砲水によってお亡くなりになったそうです。

ここは、言葉では表現できない、不思議で美しい場所でした。
周りに人が誰もいなかったので、無音の中でこれが見れたことはラッキーだったと思います。



この中では、蜘蛛とトカゲが住んでいるだけで、他は見られないそうです。気分が盛り上がって来たので、野獣に追われた小動物の気持ちになって、ジグザクの谷間を走り抜けようとしましたが、無理でした。ジグザクの角度が急すぎて、走り抜けられるようなものではなかったです。何より危ない。

どんどん奥へと進んで行きます。
上を見上げる。
下に続く階段。

たまに広いところもある。

ガイドさんは、一見、だる~い感じに歩いていますが、景色に見とれて一々歩みを止める私達にも、嫌な顔もせず付き合ってくれました。細かいView Pointも良く知っていて、カメラの操作にいたっては、私たちよりも良く知っていました。iPhoneでの撮影もお手の物。


ガイドさんから、光の撮り方について教えを受けるHideki。

「上から砂が落ちてくる所を撮ろう。」と、
下に落ちている砂を投げてくれますが、
ガイドさんの顔が写り込んじゃってる(笑)


もう、どっちが上でどっちが下か判らない。

中は、けっこう寒いです。
最後の上り階段。
脱出!
は~、外は明るくていいね~。

とっても楽しかったーーー!
思い切って、エドテンを置き去りにしてまで来た甲斐があったと思ったよ。(スマン、エドテン。)

これは、Upperのほうも見ておこうぜっ。と、Hidekiと意気投合し、続いてUpper Antelope Canyonへ行ってきました。


続く。

2011年12月30日金曜日

ラスベガス・グランドサークルの旅(Chicago → Las Vegas)

シカゴからラスベガスまでは、飛行機でおおよそ4時間。
時差が2時間ありますが、ラスベガスには思ったよりも早く到着するので得した気分です。
飛行機の中では、窓際の席をHidekiに譲ってもらい、周囲に気づかれないように、一人でこっそりハシャぐAchiko。思いのほか、窓からの写真を沢山撮っていました。
綺麗~。
でも、山が見えてきた辺りから、Achikoにアレルギー反応が起き始める。
くしゃみが止まらない。
杉花粉が飛んでいたのかな?

ここはどこ?
もしかして、ホースシューベンド?
Hidekiが地図を見るけど、どうも良く判らない。
アメリカ広いね~。

もしかして、グランドキャニオン??
イヤイヤ、違うでしょう。

徹夜明けにも関わらず、興奮したままラスベガスに到着。
レンタカーを借りて、とりあえず腹ごなしに出かけます。
本日のランチは、蟹~♪。Stone Crabを食べる。特に名物でもないのだけど、この旅で数少ない、皿の上に乗っている貴重な食事です。十分味わっていただきました。美味しかったです。


ランチをしたお店の前にあった池。
ゴージャス~。

ラスベガスの街の第一印象は、秋葉原と熱海とパチンコ屋を合わせたような感じでした。シーズンオフにも関わらず、私たちみたいなおのぼりさんの観光客が街には沢山います。チャイニーズが圧倒的に多かったかもしれません。


本日の宿泊先:「MGM Grand Hotel」
この巨大なライオン像は、映画のオープニングで、「ガオー!」っと吠えている、
あのライオンがモチーフになっているんだそうです。

MGM Grand Hotel。
1階のカジノでは、20ドル出して、60ドルまで上がったのだけど、10ドル取られたところで止めておきました。引き際が肝心ですね。

このホテル、カジノのすぐ横でライオンを飼っています。

メスのライオンが2匹いました。
人だかりにもめげず、リラックスした様子。
「アラヨッ。」っと、言わんばかりに、鯱のポーズ。
サービス精神もあります。
いい子だね~。
旅行に行った時期が、クリスマス前だったので、
街では至る所にクリスマスツリーがありあました。
どれもゴージャスでギラギラしてまーす。

「KA」のCD。
良く眠るエドテン。
本日の、メインイベント。シルク・ド・ソレイユ「KA」のショー。
以前からずっと見たくて、楽しみにしていたのだけど、前日の徹夜が響いて、肝心なところで目蓋が下がって来てしまう始末。あんなに楽しみにしていたのに、上演中は睡魔との戦いでした(涙)。後で思い出そうと思って、サントラCDをお土産コーナーで購入。しかし、あの臨場感は、再現できっこないのだった。

旅行の前日は、十分な睡眠を取ることをオススメします。


ラスベガス・グランドサークルの旅(前日)

先日、思い切ってエドテンを犬ホテルにBoardingさせて、3泊4日の旅行に行ってきました。
行き先は、ラスベガス、アンテロープキャニオン、ホースシューベンド、モニュメントバレー、グランドキャニオンです。3泊4日の旅で、よくもこれだけ予定を詰め込んだもんだと我ながら感心しますが、アメリカならではの雄大な景色をたっぷり見れて、とても良い旅行だったと思います。

おでかけの気配を察知して、いてもたってもいられないエドテン。
ED:「今日はどこに連れってってくれるのかな~♪」
エドテンにとって、ペットホテルにお泊まりすることは、彼の犬生の中で初めての経験です。

「俺は、おもちゃを持っていくのだ。」と、
はしゃいで出かける準備をするエドテン。
あ~、心が痛い。。。おまえ、数時間後には置いていかれるんだよ。。。(涙)
エドテンは、嫌いなタイプの犬には、とことん心を開かない性格です。Achikoは前日、犬社会にうまく馴染めるかどうか心配で一睡もできなかったよ。。。

でもまぁ、行って来ちゃっんだ。ごめんね、エドテン。

2011年6月2日木曜日

里帰り日本!---東京【東京ラーメンストリート】---

ラーメン好きなHidekiの意向で、行ってきた東京ラーメンストリート。
東京駅八重洲南口地下1階にあります。

お目当ては、斑鳩のラーメン。

不覚にも私はこの日、ホテルの朝ごはんが美味しくて、おかわりして食べちゃったので、この時のラーメン、注文はしてみたものの殆ど食べられなかたのです(涙)。私のぶんも、Hidekiは美味しそうに食べていて、ご満悦でした。

日本にいる間は、食べ物がみんな美味しくて、私は常に満腹状態をキープ。こんなふうに、食べたいけれど、食べられない、悔しい思いをすることもしばしばありました。ギャル曽根ちゃんが羨ましかったなー。

シカゴにも、ラーメンストリート作ってください。プリ~ズ!

食券を買って、並びます。

ラーメンは好きだけど、上に乗っている卵はもっと好き。
ナルトはどっちでもいい。

Hideki:ウメェー。



メロンパン(玩具)を大胆に銜えるエドテン。
その頃エドテンは……。
Yさんのお宅では、家族全員に可愛がられていたエドテン。
「朝はご主人と一緒に散歩に行き、ご飯はYさんに作ってもらい、お留守番後は、早速オモチャで遊んでもらい、夕方の散歩は息子さんと一緒に行き、夜は息子さんの部屋をちゃっかりエドテンの根城と決めたらしく、入りびたり、そのまま息子さんに添い寝してもらってベットで御就寝。」というのが、Yさんちに滞在していた時のエドテンの主な生活の流れだったようです。
一体どこの王様だい??と疑問視したくなりますね。世話の焼ける犬息子でスミマセン。
Yさん一家の優しさを沢山貰って、「あ、俺、ココんちの子になるんだ。」とエドテンが思うのに、そう時間はかからなかったと思います。
ありがとー!

2011年5月26日木曜日

里帰り日本!---東京【東京タワー】---

生まれて初めて、東京タワーに行ってきました。
思ったよりも、綺麗で強大な建物でした。

「震災が起きて、東京タワーの先っぽが、ちょっとだけ曲がっちゃった。」という、一見、都市伝説みたいな噂を聞きました。どうやら、その噂は本当だったみたいで、今回の震災の大きさが伺われます。でも、私が行った頃には、真直ぐに治っていたと思いますよ~。

青空に映える東京タワー。
すご~い。
展望台には、点字版もありました。
これも、日本語なんですよね。英語の点字を読むには、新たに学習が必要で、語学を習得する難しさをふと感じました。

点字読めないけど、これって富士山だよね?
その横では、ハート型のライトアップをする準備が進められていました。東京タワーからの、街を元気付けようとする思いやりのハートマークだそうです。

東京滞在中に、ハートのライトアップ見たかったなぁ。

さて、「東京タワーといえば、蝋人形館。」らしいです。だって、入り口に書いてあるんだもん。

以前から、噂には聞いていた東京B級スポット、蝋人形館。
奇妙な雰囲気が入る前から伝わってきてドキドキしますね。

旧字体で現された「蝋」の書体が、緊張感を煽ります。

館内に入ってみると、さっそく世界の偉人達やハリウッドスター達がお出迎えしてくれます。        

あら、竜馬さん。こんにちは。
ん?三船敏郎さんだったんですね。

宇宙飛行士の向井千秋さんと毛利衛さん。
まさかココでお目にかかるとは思いませんでしたよー。

ガンジーを前に、凝視するHideki。
どうも、ガンジーさんの体のバランスに違和感を覚えたらしいのですが、よくよく見ると、そうねぇ。ちょっと宇宙人に近い体型よね。

Hideki:「ガンジー。手、長くね??」

ガンジーさんの体型はさておき、ココを過ぎた辺りから、ちょっと雰囲気が陰鬱な方向へと向かって行くので、どうしたものやら、戸惑いつつも鑑賞。

それはいかんでしょ!!

ジミヘンさん。
良く知らないけど、雰囲気ありました。
中世の拷問コーナーは、のぞき穴になっていて、そこを除くと悲惨な光景が繰り広げられています。ここまで来ると、正直、来てはいけない場所に来ちゃった感じ。気持ち悪さ100%です。

壁の必要性を感じます。

その後、ビートルズを見て、何故かほっとしました。


LOVE & PEACE!

だれ?

Hidekiは、この手のロックが大好きなのだ。

リス、すずめ、カラフルな小鳥、うちの実家にもありそうな皿。。。。
最終的に、お茶の間感覚の置物が並ぶあたり、わけわからんです(笑)。
あ、もしかして、昭和をイメージしているのかなぁ。う~ん、そう考えると、もうちょっと良く見てくればよかったな。

リスは単品で見ると可愛かったけどね。
どんな経緯でココへ来たのでしょうか。

おやおや、これはウィリアム王子とケイトさんじゃないですか。
最近の話題も取り入れているんですね。

東京タワーの蝋人形館は、噂どうり、とっても奇妙な空間を作り出していました。

東京の代表的な観光名所の中に、こんなにも摩訶不思議な空間が存在するなんて、ある意味、蝋人形館サイドからの強い意志を感じました。

気になったので、ネットでちょっと調べたところ、東京タワー自体が個人企業の所有物であり、あそこにある蝋人形は、館長さんの趣味で置かれているんだそうな。これを知ったときは、なるほど~。って思いました。個人の趣味だとすれば、納得です。

それにしても、館長さんって、どんな人物なのでしょうか。カンブリア宮殿とかのトークショーに出てくれないかなぁ。きっと、みんな興味あるよね。

最後に、東京タワーの土産物屋さんも、不思議な品々がてんこ盛りで、かなり面白かったです。日本を意識したものが多いので、海外へのお土産選びには、もってこいなんじゃないかな。

去り際には、カラフト犬達に見遅れれます。
ちなみに、映画「南極物語」は、私が映画館で初めて見た、思い出深い映画です。




エドテン、どうしているのかな~。


2011年5月25日水曜日

里帰り日本!---東京【赤坂・新宿】---

私達の東京での活動拠点となったのが、赤坂にあるホテル。

その名も、「the b akasaka」。

「ザ・ビー赤坂」と読むらしいのですが、「ザ・バカサカ」と読ませようとしているとしか思えない、この文字の並びは何だ?

名前のインパクトもあって、私達の東京滞在中の拠点はココに決定となったわけです。アメリカ大使館も歩いていける距離にあるので、とても便利でした。

到着~。
TBSテレビの真裏にあります。
コーヒーと朝ごはんが、とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
成田空港から赤坂までは、バスを使っての移動です。久しぶりに帰ってきた日本を、バスの中から眺めていて、軽自動車の小ささと、可愛らしさがとても新鮮に感じました。道路が立体交差する感覚も久々でしたし、何より東京の街は清潔感があって綺麗でした。看板の多さも目に付きましたね。携帯電話が、未だ折りたたみ式が主流っていうのが、ちょっと残念にも感じましたが。

赤坂でバスから降りては見たものの、ココはどこ?という感じで、早々迷子になりそうだったので、交番でホテルまでの道のりを尋ねました。ここのお巡りさん、とっても親切に道を説明してくれました。アメリカの軍服の威圧感とは違う、親しみ易さがあったので、これは、アメリカに帰ってからESLのクラスメイトに自慢しよう。と思って、写真を一緒に撮って欲しいとお願いしたのですが、拒否されました(笑)。いろいろ事情があるんですよね。公務ご苦労様です。

赤坂の交番。
「これがジャパニーズポリスオフィサーだよ。」
って言いたかったんだけどなぁ。

今回の旅のテーマは、「楽しむことが最も重要。」としていたので、東京滞在中は、朝から晩まで東京のメジャースポットを観光して歩いていました。

まずは、新宿西口の「思いで横丁」。
早朝ですが、お店も何軒かやってました。
夜だったら、もっとノスタルジックな雰囲気が味わえたんだろうな~。


何気に停められた、歴史を感じる自転車に感激!
このタイプの自転車って今売っていないよね?専門店があるのかな?

渋い店構え。
素敵です。

新宿まで来て、釣具屋さんに行きたいというHideki。日本の釣具は、アメリカでも人気があるのだそうです。日本の技術は、釣具業界でも際立っているんですね。

大量のルアーを前に、にやけるHideki.
釣りの楽しさは、私には解らないのだ。

ラ王さん。お久しぶりです。

東京は、本当に人が多いですね。
すし詰め状態って言うより、箱に入った鉛筆みたいに綺麗に納まっているサラリーマンズ。
お疲れ様です。
前にいる疲れている人、大丈夫ですかーー?


その頃、エドテンは……。
私達が日本滞在中、Yさんから送られてくる「エドテン報告書」によると、初日は、反応がいまいちだったり、夜もあまり寝ないで部屋をウロウロしていたそうですが、2日目くらいから諦めがついてきたらしく、Yさん家族と徐々に打ち解けていったそうです。特に、息子さんによく懐いていたみたいで、夜は一緒のベットで寝ていたとか。心配していたけど、意外と世渡り上手なエドテンの一面が見れて嬉しかったです。Yさん一家に感謝!