2011年2月20日日曜日

パン教室:バターロール

パン教室でバターロールを作りました。

前々から、パンは買って食べるもで、自分で作るなんて夢物語だわ~。と思っていたachiko。

一時発酵とか二次発酵とか。。。一回で済まないもんかのう~。と、パンを作る前に「面倒臭い」という文字が頭に浮かんでしまうので、今まで自力で作ることなんてありませんでした。

ところが、実際作ってみると、これがけっこう楽しかったのですよ~。

これは、教室で作ったバターロール。
仕上がりがとっても滑らかで、美味しい。
イーストが地味に発酵していく様子や、繊細でとんでもなく柔らかい生地を素手で扱うあの感じ、それを形成する工程。それに、パンの焼ける匂いがたまらなく良く、至福のひと時が味わえることが解りました。

こんな風に思えたのも、一緒に教室に行ったお友達や、大雑把な私にも優しく指導してくれた先生のおかげだったりするのです。謝謝~!

とにかく、新たなジャンルに片足を突っ込んだ感じです。

先週から、Hidekiは日本へ出張に行っていて家にいないので、持ち帰ったパンは、エドテンと山分けです。

普段はパンに興味を示さないエドテン。
しかし、今日のバターロールを前にしたエドテンは様子が違います。

どうやら、今日のは特別だってことが解るみたいです。


これがエドテンの「待て」のスタイル。
標的からわざと顔を背けて、耳だけはロックオン!
欲しいのをグッと堪えて、心の欲求と葛藤しているのが解ります(笑)。
(※こんな大きなパンは与えていないのでご安心を。)

翌日の土曜日。

バターロールを復習も兼ねて、もう一回作ってみました。
ただし、食いしん坊なので分量を倍にして一気に12個作る作戦です。


意気揚々とパン作りを始めたのですが。。。。。
小麦粉、イースト、砂糖、水、を練っている初期の段階から、昨日と様子が違うことを薄々感じるachiko。

やっぱり、いきなり倍の分量で作るのはまずかったかな。
「うわ。コレ硬っ!なんか昨日と違う。」などと、独り言をいいながら、とりあえず、V字捏ね~。

発酵しても、形成しても、なんだか堅いまま。練り消しゴムを捏ねているような感覚です。
でも、後戻りできないのが辛いところです。

形成はしたものの、端っこの部分が反り上がっちゃっているし(笑)。

昨日は、端から端までへたれ込むように下にくっついていたのだけどな。
なんでかな。
この時点で、イーストの発酵具合などは置いといて、パン作りの雰囲気だけを楽しむことにしました。

形成し終わったバターロールを見て、「こりゃ、プレッツェルみたいになるな。」と、どれだけ堅い仕上がりになるか予想してみたりする。

ま、それはそれでいっか。と、持ち前のいい加減さというか、無意味に前向きな性格を前面に出して、イザ、オーブンへ!

焼いている間、パンのいい香りが部屋中に漂います。

パン待ちしているエドテン。
カーペットの上が、彼の安心エリアなのです。
タイルの上は滑るからね。

さてさて、仕上がりは。。。。。


ギョギョーッ!
魚君ばりに発狂するachiko。
美味しそうじゃん!
想像以上に、良い出来栄えじゃないの~。

まあ、昨日のバターロールに比べると、堅いっちゃ堅いけど、私にはこれで充分だ!

だって、パンを自力で作れたんだよ~(涙)。ある意味、今日は記念日です。

これはもう、プレッツェルじゃなく、紛れもなくパンの領域に属する食べ物です。

中身も、しっとりと柔らかくて美味しい~。

じゃーん。
巻きの部分が取れちゃっているけど、いいのいいの。
気にしないも~ん。

エドテンも食べたかろう。

出来上がるまで、随分長い間待っていたもんね。

湯気の立つパンを目の前に、「やっと貰えるんだ~。」と喜んで近寄ってきたのはいいけれど、さらに「待てっ。」と言われ、グッと堪えるしかないエドテン。

犬の道は、厳しいのだよ。でも、辛抱してね。

堪えるeddy。耳だけはロックオン。
このいじらしい姿には、いつも参ってしまう。
こんなときは、いつもより沢山あげちゃったりするんだな。