2011年5月26日木曜日

里帰り日本!---東京【東京タワー】---

生まれて初めて、東京タワーに行ってきました。
思ったよりも、綺麗で強大な建物でした。

「震災が起きて、東京タワーの先っぽが、ちょっとだけ曲がっちゃった。」という、一見、都市伝説みたいな噂を聞きました。どうやら、その噂は本当だったみたいで、今回の震災の大きさが伺われます。でも、私が行った頃には、真直ぐに治っていたと思いますよ~。

青空に映える東京タワー。
すご~い。
展望台には、点字版もありました。
これも、日本語なんですよね。英語の点字を読むには、新たに学習が必要で、語学を習得する難しさをふと感じました。

点字読めないけど、これって富士山だよね?
その横では、ハート型のライトアップをする準備が進められていました。東京タワーからの、街を元気付けようとする思いやりのハートマークだそうです。

東京滞在中に、ハートのライトアップ見たかったなぁ。

さて、「東京タワーといえば、蝋人形館。」らしいです。だって、入り口に書いてあるんだもん。

以前から、噂には聞いていた東京B級スポット、蝋人形館。
奇妙な雰囲気が入る前から伝わってきてドキドキしますね。

旧字体で現された「蝋」の書体が、緊張感を煽ります。

館内に入ってみると、さっそく世界の偉人達やハリウッドスター達がお出迎えしてくれます。        

あら、竜馬さん。こんにちは。
ん?三船敏郎さんだったんですね。

宇宙飛行士の向井千秋さんと毛利衛さん。
まさかココでお目にかかるとは思いませんでしたよー。

ガンジーを前に、凝視するHideki。
どうも、ガンジーさんの体のバランスに違和感を覚えたらしいのですが、よくよく見ると、そうねぇ。ちょっと宇宙人に近い体型よね。

Hideki:「ガンジー。手、長くね??」

ガンジーさんの体型はさておき、ココを過ぎた辺りから、ちょっと雰囲気が陰鬱な方向へと向かって行くので、どうしたものやら、戸惑いつつも鑑賞。

それはいかんでしょ!!

ジミヘンさん。
良く知らないけど、雰囲気ありました。
中世の拷問コーナーは、のぞき穴になっていて、そこを除くと悲惨な光景が繰り広げられています。ここまで来ると、正直、来てはいけない場所に来ちゃった感じ。気持ち悪さ100%です。

壁の必要性を感じます。

その後、ビートルズを見て、何故かほっとしました。


LOVE & PEACE!

だれ?

Hidekiは、この手のロックが大好きなのだ。

リス、すずめ、カラフルな小鳥、うちの実家にもありそうな皿。。。。
最終的に、お茶の間感覚の置物が並ぶあたり、わけわからんです(笑)。
あ、もしかして、昭和をイメージしているのかなぁ。う~ん、そう考えると、もうちょっと良く見てくればよかったな。

リスは単品で見ると可愛かったけどね。
どんな経緯でココへ来たのでしょうか。

おやおや、これはウィリアム王子とケイトさんじゃないですか。
最近の話題も取り入れているんですね。

東京タワーの蝋人形館は、噂どうり、とっても奇妙な空間を作り出していました。

東京の代表的な観光名所の中に、こんなにも摩訶不思議な空間が存在するなんて、ある意味、蝋人形館サイドからの強い意志を感じました。

気になったので、ネットでちょっと調べたところ、東京タワー自体が個人企業の所有物であり、あそこにある蝋人形は、館長さんの趣味で置かれているんだそうな。これを知ったときは、なるほど~。って思いました。個人の趣味だとすれば、納得です。

それにしても、館長さんって、どんな人物なのでしょうか。カンブリア宮殿とかのトークショーに出てくれないかなぁ。きっと、みんな興味あるよね。

最後に、東京タワーの土産物屋さんも、不思議な品々がてんこ盛りで、かなり面白かったです。日本を意識したものが多いので、海外へのお土産選びには、もってこいなんじゃないかな。

去り際には、カラフト犬達に見遅れれます。
ちなみに、映画「南極物語」は、私が映画館で初めて見た、思い出深い映画です。




エドテン、どうしているのかな~。


2011年5月25日水曜日

里帰り日本!---東京【赤坂・新宿】---

私達の東京での活動拠点となったのが、赤坂にあるホテル。

その名も、「the b akasaka」。

「ザ・ビー赤坂」と読むらしいのですが、「ザ・バカサカ」と読ませようとしているとしか思えない、この文字の並びは何だ?

名前のインパクトもあって、私達の東京滞在中の拠点はココに決定となったわけです。アメリカ大使館も歩いていける距離にあるので、とても便利でした。

到着~。
TBSテレビの真裏にあります。
コーヒーと朝ごはんが、とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
成田空港から赤坂までは、バスを使っての移動です。久しぶりに帰ってきた日本を、バスの中から眺めていて、軽自動車の小ささと、可愛らしさがとても新鮮に感じました。道路が立体交差する感覚も久々でしたし、何より東京の街は清潔感があって綺麗でした。看板の多さも目に付きましたね。携帯電話が、未だ折りたたみ式が主流っていうのが、ちょっと残念にも感じましたが。

赤坂でバスから降りては見たものの、ココはどこ?という感じで、早々迷子になりそうだったので、交番でホテルまでの道のりを尋ねました。ここのお巡りさん、とっても親切に道を説明してくれました。アメリカの軍服の威圧感とは違う、親しみ易さがあったので、これは、アメリカに帰ってからESLのクラスメイトに自慢しよう。と思って、写真を一緒に撮って欲しいとお願いしたのですが、拒否されました(笑)。いろいろ事情があるんですよね。公務ご苦労様です。

赤坂の交番。
「これがジャパニーズポリスオフィサーだよ。」
って言いたかったんだけどなぁ。

今回の旅のテーマは、「楽しむことが最も重要。」としていたので、東京滞在中は、朝から晩まで東京のメジャースポットを観光して歩いていました。

まずは、新宿西口の「思いで横丁」。
早朝ですが、お店も何軒かやってました。
夜だったら、もっとノスタルジックな雰囲気が味わえたんだろうな~。


何気に停められた、歴史を感じる自転車に感激!
このタイプの自転車って今売っていないよね?専門店があるのかな?

渋い店構え。
素敵です。

新宿まで来て、釣具屋さんに行きたいというHideki。日本の釣具は、アメリカでも人気があるのだそうです。日本の技術は、釣具業界でも際立っているんですね。

大量のルアーを前に、にやけるHideki.
釣りの楽しさは、私には解らないのだ。

ラ王さん。お久しぶりです。

東京は、本当に人が多いですね。
すし詰め状態って言うより、箱に入った鉛筆みたいに綺麗に納まっているサラリーマンズ。
お疲れ様です。
前にいる疲れている人、大丈夫ですかーー?


その頃、エドテンは……。
私達が日本滞在中、Yさんから送られてくる「エドテン報告書」によると、初日は、反応がいまいちだったり、夜もあまり寝ないで部屋をウロウロしていたそうですが、2日目くらいから諦めがついてきたらしく、Yさん家族と徐々に打ち解けていったそうです。特に、息子さんによく懐いていたみたいで、夜は一緒のベットで寝ていたとか。心配していたけど、意外と世渡り上手なエドテンの一面が見れて嬉しかったです。Yさん一家に感謝!




2011年5月24日火曜日

里帰り日本!---United Airlines---

日本への空路は、United Airlinesを使いました。

アメリカの航空会社だけあって、機内はほとんどがアメリカ人と中国人らしき人が多かったです。

えっ?その体型で座れるの?と思わせるほど太った人も多かったけど、彼らは自分の贅肉をたくみに操り、上手に狭いシートに身を納めていました。それは、もはやマンガの世界というか、大気圧の実験で、ゆで卵が牛乳瓶に吸い込まれるのを見ているようで、面白かったです。

行きも帰りも軍服を来た人が何人か乗っていたので、もしかして、東日本へ復興の手助けに行くのかな~と思いました。けど、軍服着てるだけで、なんとなく威圧感がありますね。もし、友達作戦に参戦する人だったら、「ありがとう」の一言も言いたかったけれど、小心者の私には、声なんて掛けられませんでした。

機内では、読書に集中。
プラスチックのカップがいい感じに光を取り込んでました。
さて、お楽しみの機内食は、やや残念なお味でしたが、夜食に登場したのが、「どんべえきつねうどん」と、思われるカップラーメン。どんべえは、どんな時も裏切らないね。美味しかったよ。

馴染みのある味でほっとした~。

Hidekiも日本の味に舌鼓。
約13時間搭乗の後、成田へ到着。
JALのマークが昔のに戻ったんだね。


エドテン、今頃どうしているのかな~。

里帰り日本!---エドテンを預ける---

そうなの。
実は、4月終わりに2週間ほど、新しくビザを申請するために、日本に帰っていたのです。

今回はどうしてもHidekiとAchikoが2人揃って帰らないといけないということで、帰るにあたって、いろいろ準備をしましたが、何と言っても最大の心配事はエドテンでした。
エドテンは、まだ何も知らないのだ。
 一緒に連れて行くわけにもいかないし、さて、どこに預けるのがいいのやら。。。。
ペットシッターも考えましたが、エドテンがシッターさんを不審者扱いして反抗するのは目に見えていますし、ペットホテルっていうのも、今まで預けたことがないし、迎えに行った後に性格が変わってしまうとか、ご飯を食べなくなってしまうとか、ハゲができたー。とか、良からぬ噂も聞いているので乗り気ではなかったのです。

できることなら、一家庭に預かってもらいたい。と思って、無理を承知で身辺を当たってみたところ、まったく予想外の人から「ウチで預かろうか?」という声が聞けたのです。

こう言ってくれたのは、Yさん。
なんていうかな、凄く気持ちの良い性格の持ち主なんですね。

「エドテンのうんこは臭いし、おしっこもするんだよ。毛も抜けるよ。他の犬が嫌いなとこあるし。」と、心配になって私が言うと、「そういうの大丈夫。」とか、あっさり言ってくれる。
それでも、無理して預かるって言ってくれてるんじゃないかと心配すると、「あんまり深く考えてないからね。」みたいな答えが帰ってくる。

何なのでしょう。この、Yさんの余裕がある感じ。
素直にスゴイ人だと思ったし、Yさんにエドテンを預けたら、エドテンも置いていかれたからと言って、いつまでもウジウジとスネた態度は取らないだろうと思いました。

エドテンとの別れを、名残惜しむHideki.
ハグが強すぎる。
エドテンの顔がまるでうさぎみたいじゃないか。
Yさんのお家でエドテンを預かってもらえることになって、私も安心して日本へ行くことができました。
今回私は、アメリカに来てから初めての帰省だったわけですが、充分に楽しめたのも、YさんやYさんのご家族の協力があってこそだったと思います。

本当に、ありがとう。

お別れの日。Yさんち。
エドテンの顔、ちょっと緊張しいるみたいだね。
Yさんは、心が広いだけでなく、家も広い豪邸なのだー。
しばらくの間、ほったらかしていた私のブログですが、ESLの学校が春休みになったことだし、また少しずつ始めようかなと思っています。まずは、日本の思い出からボチボチと。